青い宝石の代表「ブルーサファイア」の魅力

ブルーサファイアは、ダイヤモンドエメラルドルビーと並んで4大宝石のひとつでもあり、青い宝石の代表といってもいいでしょう。
数ある宝石のなかでも人気が高く、扱いやすい宝石でもあるブルーサファイアの魅力をご紹介します。

ブルーサファイアの特徴

ブルーサファイアは、落ち着いた色合いでコーディネートもしやすく、硬度もダイヤモンドに次いで高いので、普段使いにも向いている大変人気のある宝石です。

サファイアと聞くと、青い色の石を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、サファイアは青以外にもさまざまな色があり、とてもカラフルな宝石なのです。

コランダムグループに属するもののうち、真っ赤なものをルビー、それ以外を基本的にはサファイアと呼んでいます。

ブルーサファイアとファンシーカラーサファイアとは

ただサファイアとのみ言った場合は、通常ブルーサファイアのことを指します。

青以外のほかの色のサファイアには、前にその宝石がもつ色の名前などがつくのが一般的で、総称では「ファンシーカラーサファイア(変わり色)」と呼ばれています。

最高級ランクの色合い“コーンフラワーブルー”

たくさんの色をもつサファイアですが、世界中で最も愛されているのは、やはり深く美しいブルーのサファイアであり、なかでも最高級の色合いと呼び声高い「コーンフラワーブルー」は一度見たら忘れられない美しい青色を持つ石とされています。

「矢車菊の花の青」を彷彿させる青色は、とても美しい光沢で優しい感じの柔らかな色をしています。上品で落ちついた、こくのある彩度の高いブルーです。

いろいろあるサファイアブルー

サファイアには、コーンフラワーブルー以外にもいろいろな青があります。

ロイヤルブルー

ブルーサファイアの中でも濃く鮮明なブルーに濃い紫がかった色で、コーンフラワーブルーに次ぐ深い色合いのある青といわれ、それでいて暗さの感じられない高い透明度が特徴です。

カワセミブルー

カシミールサファイアに劣らぬ品質ともいわれ、スリランカ産の高品質のサファイアに対して呼ばれています。

インクブルー

オーストラリアで産出され、透明度は低く、まさにインクのような濃い青色のサファイアです。別名は、ミッドナイトブルーサファイア。

ブルーサファイアの歴史

サファイアの語源は、ギリシャ語やラテン語の“青色”から由来していて、古代でサファイアといえば、青い石全体を意味していたと言う記述もあります。

青い天空と海を象徴するブルーサファイアは、神の存在、神聖な光をもたらすものとされ、枢機卿や司教の指輪につけられていたといわれています。

サファイアは、王族や君主を危害やねたみから守る石とされ、古代より指輪や冠として重宝されてきました。

故ダイアナ妃がチャールズ皇太子からもらった婚約指輪は、ダイヤモンドではなくロイヤルファミリーにふさわしい、ブルーサファイアでした。

心惹かれるブルーを見つけてあなただけの宝物に

最近では、ファンシーカラーサファイアも人気ですが、やはり伝統的で気品溢れるブルーサファイアは絶大な人気を誇ります。淡いブルーから濃いブルーまで、あらゆる色で楽しませてくれるブルーサファイアは、ひとつは持っておきたい宝石といえるでしょう。

心惹かれる高貴なブルーを見つけたとき、それがきっとあなただけの宝物になるはずです。

クレサンベールのサファイアは、傷や不純物が混ざり合わない高品質の宝石を再現しています。天然ではなかなか出会うことの出来ない、理想的で美しい宝石本来の色彩の輝きが楽しめます。

 

サファイア

 

#サファイア#色から学ぶCrescent-vert