ラテン語で「青」を意味するサファイアは、天空の色とつながり、地球の青、宇宙の青として最も神に近い石とされてきました。
人々を魅了する神秘的な色が特徴のサファイアは、ほかにはどんな意味が込められているのでしょうか?おすすめのサファイアジュエリーとともに、サファイアに込められた意味を、じっくりとひもといていきます。
サファイアの語源・由来
サファイアとは、「青」を意味するラテン語の「サッピールス(sapphirus)」に由来しています。日本名でも「蒼玉(青玉)せいぎょく」と呼ばれ、色を意味する和名がつけられるほど、青という文字が印象づけられます。
サファイアの特徴
古代旧約聖書の中で書かれているサファイアとは、ラピスラズリ(和名は瑠璃)を指しており、サファイアとは特定の石の名前ではなく、古代では青い石全体を意味していたと言う記述もあります。
そのためかサファイアは、一般的に青色のイメージを強くもたれていますが、実際は青以外にも多くの色相をもつ石なのです。
サファイアは大地のシンボル
古代の人々は、自分たちの住む世界は巨大なサファイアの上にあり、空の青さはサファイアの大地を映した色であるとし、空気を敏感に感じるサファイアは、天候によって光り方が変るのだと信じられてきたといいます。
またサファイアは、王族や君主を危害やねたみから守るという意味もあり、古代より指輪や冠として重宝されてきました。
伝統あるイギリス王室でも、王冠やティアラなどの宝飾品に多く用いられています。故ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた婚約指輪が、サファイアであったことでも有名です。
サファイアに込められた意味
サファイアの宝石言葉には「誠実」「慈愛」「徳望」といった意味合いがあり、ほかにも平和を祈り、一途な想いを貫くというメッセージが込められているといいます。
古代から哲学者、聖人の石と言われ、神の恩恵や慈愛を受け精神の再生をもたらすと信じ、聖職者や賢者にこそふさわしい石と考えられていたサファイア。
枢機卿や司教がもつ指輪にはサファイアがはめられ、その指輪をした手で信者に触れることは、誠実や慈悲を与え、病を癒し、人々を悩みや苦しみから救うことを意味しています。
すべてを見透かす深いブルー
すべてを見透かしているかのような深いブルーは、人を愛し真実を突き詰めて貞操を守ってくれる効果があるとされています。
浮気心やよこしまな考えを持つと、石の色を濁らせてしまうともいわれ、浮気をしている女性がサファイアを持つと、色が変わると信じられていました。男性が美しい女性にサファイアを贈って試していた、など一風変わった言い伝えもあるようです。
花嫁が身につけると幸福を呼ぶ「サムシング・ブルー」
ヨーロッパに古くから伝わるジンクスで、4つのサムシングを花嫁が身につけると幸せになれる「サムシングフォー」のひとつに「青いもの=サムシング・ブルー」があります。
青は誠実さを表す色として知られ、花嫁の純潔を象徴する純白の中に、密かに青色のものを身に着けるとよいとされるサムシングブルー。そのアイテムのひとつとして、青いサファイアを指輪の内側に埋め込む方も多く、それにはこのような伝説をルーツとしています。
結婚指輪だけでなく、石自体が持つ「誠実」「一途な想い」という意味をこめて、婚約指輪にサファイアを選ぶ人も多いのだとか。
多くの人を魅了するブルーサファイアジュエリー
神秘的なイメージと、深い意味がぎゅっと閉じ込められた魅惑的な石「サファイア」。
そんなサファイアジュエリーの中から、深みのある美しい青が輝くブルーサファイアのおすすめのジュエリーをご紹介いたします。
ブルーサファイアペンダント(オーバル/11mm*9mm)
4.50ctのボリュームあるブルーサファイアが、存在感たっぷりに輝きを放つペンダントです。“コーンフラワーブルー”と呼ばれる美しいブルーの輝きを、存分にご堪能いただけます。職人の技が冴えるバチカン部分のデザインなど、細部にわたりこだわりが込められた仕上がりに。
オーバル型は年齢を重ねても魅力的にフィットしますので、時を超えて長くご愛用いただけます。まるで身につける人の人生を物語るような、深みのある美しさが魅力です。
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ブルーサファイアペンダント(一粒/1カラットUP/ラウンドブリリアントカット/プラチナ)
ラウンドブリリアンカットのブルーサファイアが、神秘的でありながら、清楚で美しい輝きを放ちます。コーディネートを邪魔することなく、さりげなく引き立ててくれますので、あらゆるシーンにお召しいただけるペンダントです。
“チャンスや出会いを引き寄せる幸運の石”とも呼ばれている「サファイア」。大切なパートナーへの贈り物にはもちろん、たとえばお嬢様の新しい門出の際に贈られるのも素敵です。
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ブルーサファイアピアス(スタッド/プラチナ900/ラウンドブリリアントカット)
特別な輝きを放つクレサンベールのサファイアが、耳元を印象的に彩るピアスです。小さすぎず程よいサイズ感は、普段のコーディネートのさりげないアクセントとして、洗練された印象を演出してくれます。
「大切な方にジュエリーをプレゼントしたいけれど、ちょっぴり照れくさい」そんな方にも、ピアスはおすすめしたいジュエリーです。
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ブルーだけではないサファイアの魅力
サファイアには、実は色とりどりのカラーバリエーションがあるのを、ご存じでしょうか?
「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれるサファイアは、イエロー、グリーン、ピンク、バイオレットと、虹のような七変化を遂げるカラーバリエーションが魅力です。それぞれのカラーをご紹介いたします。
パパラチアサファイア
「King of Sapphire(サファイアの王)」との異名を持つ、希少性の高いサファイア。ピンクがかったオレンジ色の輝きは、高貴さと、慈愛に満ちた女性らしい美しさを感じさせます。ファンシーカラーサファイアのなかでは、実に最高級のランクを誇る逸品です。
ピンクサファイア
ルビーのような情熱的な赤とはまた違った、初々しさや気品あふれる魅力を放つ、鮮やかなピンクのサファイア。かわいらしさのなかにも、どこか大人の魅力を感じる輝きは、多くの女性たちを魅了しています。
バイオレットサファイア
スミレのような紫色の輝きが、ブルーサファイアとはまた違った、高貴さやスピリチュアルな魅力を感じさせる、バイオレットサファイア。透明感のある美しい輝きは、紫色の宝石のなかでは希少で、特別なものとされています。
イエローグリーンサファイア
イエローグリーンサファイアは、ハニーカラーとアップルグリーンカラーの色彩が美しく重なった、透明感のあるグリーンが魅力。若葉を思わせるようなすがすがしさを持ちながら、どこかミステリアスな印象もあわせ持つ、魅力的なサファイアです。
イエローサファイア
ハニーカラーと呼ばれる深みのあるイエローが、華やかに輝くイエローサファイア。レモンイエローの爽やかな色彩に、ゴールドとはまた違う、透明感のあるゴージャスな輝きを含みます。イエロー系で最も美しい宝石とも言われています。
サファイアの力強い輝きに魅了されて
サファイアは石の奥から力強い光を放つ宝石です。表面の色や彩度だけではなく、石がもつ力の強さが輝きとなって、人々を魅了するのかもしれません。
クレサンベールは、傷や不純物が混ざり合わない高品質の宝石を再現し、宝石本来の美しい色彩の輝きが楽しめます。クレサンベールのブルーサファイアは、コーンフラワーブルーと呼ばれる、サファイアのなかでも希少な色味である美しい青色を再現し、高い評価を受けています。
クレサンベールのサファイアで、あなたの一途な想いを伝えてみてはいかがでしょうか。

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