アメリカ三大希少石とは
高品質のものはアメリカでしか採掘されないため、
「アメリカ三大希少石」とよばれるレッドベリル、ベニトアイト、ロードクロサイト。 京セラが最も信頼をおくバイヤーのひとりであるカピル氏は、 18年間にわたる鉱山主との関係性構築により、 この希少石の入手ルートを京セラのために確保。 カピル氏との2年越し交渉の末、「アメリカ三大希少石」の販売に至りました。その類まれな美しさとその希少性から、今や入手困難な三大宝石。
それぞれの宝石が有する特徴に合わせ、 その美しさを最も引き立たせるジュエリーを企画、製作致しました。 どうぞ「アメリカ三大宝石」の持つ奥深い世界をお楽しみくださいませ。宝石バイヤー、カピル氏について
Kapil Mithal カピル・モハン・ミタル
生年月日 :1971年7月21日
出身地 :インド メーラト
趣味 :宝石を眺めること
1997年:宝石会社の会計士として来日
1998年:タンザナイトに魅了され、会計士から転身し。
宝石業界へ。
宝石業界へ。
2010年:㈱ミタルジュエルス設立
・ジュエリー専門ショップチャンネルに出演開始
・山梨ローカル番組に2017年7月まで出演
・ジュエリー専門ショップチャンネルに出演開始
・山梨ローカル番組に2017年7月まで出演
2017年:TBS系列「マツコの知らない世界」"宝石の世界"に出演
2019年:TBS系列「マツコの知らない世界」"宝石の世界スペシャル"に出演
2020年:TBS系列「新・情報7days」"特集コーナー"に出演
2020年:BSテレビ東京「ジュエリーの嗜み」に出演
2020年:TBS系列「ひとつ利口になりました!」に出演
2020年:フジテレビ系列「林修のニッポンドリル」に出演
2021年:TBS系列「マツコの知らない世界」"カラーストーンの世界"に出演
カピル氏とのQ&A
完成した商品を目前に、カピル氏と京セラ高野とのQ&Aの様子をお届けします。
- そもそもカピル氏が考える希少石とは?
-
①絶対数が少ない ②本当の宝石好きに愛されている ③値上がりが止まらない。この3つは外せないですね。
- アメリカには年に何回くらい買い付けに行っているのでしょうか?
- 年に2回ですね。それ以上行っても売ってくれないし、そもそも本当に採れてないんですよ~(泣笑)
- アメリカ三大宝石は今後も継続して入手可能なのでしょうか?
- あと2年くらい(アメリカ訪問数でいうと4回)はまだ大丈夫とのことですが、既に閉山している鉱山もあるので、その先は保証できないと言われています(汗)
- ズバリ!今回の企画の目玉は?
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とにかく他に類を見ない美しさです。 それと、この三大希少石は展示会会場ではなく、全て開催前に購入しています。そのため価格にも自信があります。
- 京セラMJC & ODOLLYと取引をして、一番良かったことは何ですか?
- 買ってくれたお客様のレビューが見れること。実はこまめにチェックしています(笑) 今回、WEBサイトを通して自分の宝石への想いを伝えられるのも嬉しいです。
- 最後にMJC & ODOLLYをご覧のお客様に向けてメッセージをお願いします。
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Welcome to the world of Color Stone. 京セラさんを通じて美しい宝石の奥深い世界を楽しんで下さい。
※本「カピル氏とのQ&A」は、カピル氏との対談内容の一部を掲載しております。
レッドベリル
ユタ州のワーワーマウンテンにて採掘。「レッドエメラルド」とも呼ばれるとおり、
エメラルドと同じベリル鉱石の中でも唯一赤色を有します。エメラルドと比較し原石自体が小さいため、存在自体が非常に稀です。
組成的に見ると、クロムベースのベリル鉱石にマンガンが強く入り、 赤い色が発色されていますが、クロムとマンガン自体が地球に少なく、 それらが交じり合うこと自体が奇跡といわれています。中にはピンクが入るものも流通していますが、
カピル氏は入手困難な赤系のみを厳選。 既に鉱山は閉山しているといわれており、業者間での取引のみという現状。 0.5ctUPはカピル氏でもここ5年で1pcしか入手できていない程のレアストーンで、 まさに自然の奇跡の結果が「レッドベリル」を生み出しました。ベニトアイト
カリフォルニア州、ディアブロ鉱山にて発掘され、
カリフォルニア州の宝石に指定されている程の希少石です。 ダイヤモンドのような強い輝きとサファイアのような強く美しいブルーを併せ持ちます。ブルー~クリアカラーまで存在しますが、中でもブルーが希少で、
タンザナイトやブルーサファイアと比較しても 光の反射率が高くテリが強いのが特徴です。希少石のため、採れた石の形に合わせて1点もので製作することが多いベニトアイト。
京セラではカピル氏との度重なる商品企画の末、 ベニトアイトのもつカラーリングを生かしたグラデーションデザインを採用。 それぞれのデザインに合わせたカットを施し、 美しいグラデーションデザインのジュエリーが完成しました。ベニトアイトには加熱等の後処理は行っておらず、 色の調整を行わずグラデーションを生み出すのは至難の業。
それを実現できるのも、カピル氏による入手ルート確保の賜物です。ロードクロサイト
ロラド州、スウィートホーム鉱山にて採掘されるオレンジを帯びた
フィメールピンク(女性のピンク色)の象徴といわれている宝石です。 「ロードクロサイト」と聞いて希少石?と思われる方もおられると思いますが、 それもそのはず、実はペルーや日本でも産出されています。ですがそれらは「インカローズ」と呼ばれる、
ピンクに白の縞々が入った不透明なもので、 採掘量も多く、主に丸珠に加工され数珠等に使用されています。 このようにロードクロサイトは透明、不透明で全く価値が異なるものとなります。カピル氏は透明感があり色の濃く、且つ後処理を行っていないロードクロサイトのみを厳選。
採掘された時点で透明感が高いロードクロサイトは、 すぐにジュエリーの用途に回され、 非常に希少性の高いロードクロサイトジュエリーとして命を受けるのです。キングオブ結晶と呼ばれるロードクロサイトですが、
カッティングが非常に困難という特性をもち「石が職人を選ぶ」とまでいわれています。 そんなロードクロサイトと京セラの技術の融合により実現した 唯一無二のロードクロサイトジュエリーを、どうぞ心ゆくままご堪能くださいませ。ロードクロサイト ジュエリーはこちら