【 《ウィリアムモリス/柘榴あるいは果実》シルバー製 ガーネット ホワイトトパーズ リング 】
モリスの初期3部作の一つと言われる1866年の柘榴あるいは果実という作品で線描きの植物模様と枝についたままのザクロ、レモン、フルーツを重ねて層状に描いています。
斜めにのびる枝が枠組みをつくり、地紋と図柄の2層のデザインとなっています。
極端な写実描写でもなく、極端な規則性でもない、見やすいデザインでありながら、いきいきとした自然の魅力を感じるモリスらしい上品でありながらかわいらしい作品です。
柘榴の果実を柘榴石と呼ばれるさまざまなカットのガーネットで表現しました。
マーキス・ラウンドの大小カットとラウンドのカボションのガーネットのきらめきのコントラストが上品で大変かわいらしい作品です。
地金面に抑揚をつけて立体的に枝葉を表現し、そこにホワイトトパーズを留めることにより、繊細なきらきらとした輝きがプラスされました。
地金の光沢面と繊細なミルとが高低差を付けることにより優しいラインとなって女性らしい雰囲気の作品となっています。
ガーネットの赤の強い輝きとホワイトトパーズの繊細な輝きがあいまった上品で華聯なリングです。
シャンクの部分を細めにお作りしているため、大変着け心地のよいリングとなっています。
薬指に着けるとラインが斜めになり、より優しい印象になります。
- 素材
- シルバー(いぶし銀仕上げ)
- 石種
- ガーネット3石計0.69ct
- ホワイトトパーズ4石計0.18ct
- 最大幅
- 約14mm
- 重量
- 約3g
- その他
- サイズ:11・13・15・17・19号
- ハーフサイズ対応不可