William MorrisについてAbout

19世紀を代表するデザイナー、ウィリアム・モリス。
彼の自然の美しさを巧緻に表現したファブリックをジュエリーに仕立てました。

About William Morrisウィリアム・モリスとは

ウィリアム・モリス

芸術家、デザイナー、詩人、出版家。
「モダンデザインの父」と呼ばれ、生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践は各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの源流にもなったといわれています。

1861

壁面装飾、装飾彫刻、ステンドグラス、金属製品、家具の5つのジャンルを総合生活芸術とし活動する商会(のちのモリス商会)をロンドンのレッド・ライオン・スクエアに設立

単独経営によるモリス商会へ改組してから、テキスタイル部門を拡大

1875

中断していた染色実験を再開、テムズ川の南、マートン・アビーの工房でインディゴ抜染法を完成

1881

第1回アーツ・アンド・クラフツ展をリージェント・ストリートのニュー・ギャラリーで開催、展覧会は1888年、89年、90年と毎年開催され、その後は3年ごとの開催となった

1888

ウィリアム・モリスらの活動に先導され、19世紀後半から20世紀初頭にかけ、イギリスを中心に繰り広げられたアーツ・アンド・クラフツ運動はアールヌーボー様式に影響を与えたと言われ、美術、工芸、建築の歴史のみならず、その精神は世界各地で今なお継承されています。

今日に至るまでモリスのデザインは根強い人気を保っており、日本での人気の契機となったのは、1989年に開催された「ウィリアム・モリス展」です。
その後日本各地でモリスを紹介する展覧会の開催が試みられてきました。
そうした継続的な展覧会の実施と共に、数々の書籍が出版され、モリスの人物像ならびに作品が今日では日本各地で認知されることとなりました。

1989年に開催された「ウィリアム・モリス展」の成功を契機に、モリスの図柄を現代の製品に甦らせるという構想が計画され、ファッション・家庭用品・文具などの分野で商品が開発され、百貨店を中心に全国で販売されました。
ミュージアムグッズとしてもモリス関連製品の開発が続けられています。

Thoughts On Productionジュエリー制作への想い

ウィリアム・モリスの図柄をジュエリーに甦らせるという構想の下に作品を制作しています。
中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張したモリスの精神を尊び、モリスのデザインエッセンスを表現したジュエリーを製作しています。
「生活の美」を説いたモリスの理念に従い、使う人の幸せや喜びを考えながらデザインしています。

モリスの目指したと思われる、生活の中の楽園をジュエリーに作り出すことを目標にしています。

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