京セラでは法人企業様向けに、ジュエリー、アクセサリーのOEM 事業を行っております。中でも京セラの独自技術で生み出された京都オパールは、天然オパールと同一成分でオパール本来の良さはそのままに、より使いやすい素材として多くのお客様にご採用いただいております。
また、お客様のご要望に合わせたカットやカラーでの部材販売も行っておりますので、オリジナルジュエリーの製作、部材のご依頼等、お気軽にお問い合わせくださいませ。
10月の誕生石として世界中で愛されており、高価でありながら熱に弱く割れやすい為、その特別な輝きをジュエリー以外の装飾に使用することは困難だったオパール。
京セラでは独自の技術で、天然オパールと同等の遊色効果を持ち、割れにくく加工のしやすいオパールを育成することに成功。オパール特有の"割れ"や"欠け"などのいわゆる"脆さ(もろさ)"を克服し、多種多様のカット・加工が可能になりました。
それぞれに日本の伝統色の名前を冠した12種類の“京都オパール”。その美しい色味と加工性を評価いただき、様々な業界で取り入れていただいています。
厚さ1.7cm、縦横6cm程度までであれば、様々な形状にカットが可能です。ご希望の形状をご相談くださいませ。
厚さ0.2mm、縦横は最大で2.5cm×5.0cm程のシート状に加工することも可能です。平面や曲面を問わず、様々な装飾にご利用いただけます。
ランダムな大きさの粉末状にも加工が可能です。アクセサリー用のパーツ等にご採用いただいております。
“遊色効果(ゆうしょくこうか)”。それは、オパールの代名詞とも言える、虹色が揺れ動くような特別な色彩。京都オパールではカットの方向によって遊色効果に変化が出ます。それが、「縦斑(たてふ)」と「横斑(よこふ)」です。
縦斑(たてふ)は樹齢を重ねる大木のように、時間をかけて育成された証でもある木目調の遊色効果が特徴です。
横斑(よこふ)はジュエリーに使われることも多く、きめ細やかなで迫力ある、はっきりとした遊色効果が特徴です。
千歳緑とは、松の葉のような濃い緑色。常緑の松の木を、日本では長寿の象徴としており、千歳緑とは、1000年経っても色が変わらないという意味を持ちます。京都オパールの千歳緑は、日本の松葉の不変の美しさを捉えています。
現存する最古の黄色とも言われる刈安色。その色味は、淡い緑がかった黄色です。その名は8世紀から黄色の染料として使われていた刈安草(かりやすぐさ)に由来します。京都オパールの刈安は、何世紀にもわたって日本人に親しまれてきた色味を表現しています。
露草は水色の花が人気の植物で、古来より日本では染物の原料として用いられており、今日まで変わらず、京都の伝統的な友禅染で使用されております。京都オパールの露草色は、現代に紡がれた伝統的な日本のファッションを象徴しています。
浅葱とは、葱の葉の色味にちなんだ薄い藍色で、雄大な水資源に囲まれる自然豊かな日本を彷彿とさせる色味です。その美しさは1000年以上前から日本で変わらず愛されており、幕末の新選組の羽織にも使用されている、現代でもよく知られる伝統色の一つです。京都オパールの浅葱色は、日本が有する雄大な自然と歴史を思わせます。
甚三紅とは、黄色を含んだ柔らかな紅色。江戸時代初期、当時貴重だった紅花ではなく、茜や蘇芳を用いた新たな染色法を生み出した京都の染物屋、桔梗屋甚三郎が由来とされています。京都オパールの甚三紅は、一人の染物屋によって生み出され、日本の伝統色になるほど人々から親しまれた美しい紅赤色を再現しています。
桜色とは、紅染めの中では最も淡いともされる、赤みを含んだ淡い紅色です。その名の通り、日本の国花でもある桜が由来しており、日本の文化や歴史において切っても切れない色彩です。京都オパールの桜色は、日本人に愛される春色です。
杜若は青みがかった美しい紫色の花を持つカキツバタが由来です。古くはカキツバタの花を紙や布に擦りつけてその美しい色を取っていたともいわれ、和歌や屏風の題材にもされてきました。京都オパールの杜若は、日本人の心を魅了してきた印象的で美しい、高貴な色味を放ちます。
紅花で染めた織物は光の当たり具合で青みや紫みが見えることがあり、そのような薄いピンク色を虹色と呼びます。京都オパールの虹色は、古来の日本で七宝の一つとして珍重された真珠のような色合いをイメージして名づけられました。
瑠璃色とは、濃い紫を含む鮮やかな青色。仏教では七宝の一つとされる瑠璃が由来しており、その洋名は「ラピスラズリ」と呼ばれます。奈良・平安時代の宝物にも瑠璃の装飾が施されており、至高の色味として扱われてきました。京都オパールの瑠璃色は、深く美しい青色とオパールのファイアが合わさり、夜空に瞬く星空を彷彿とさせます。
百塩茶は赤みのある焦げ茶色。「百」は”何度も”、「塩」は”染色”を意味しており、何度も重ね染めるその製法が名前の由来となっています。時間をかけて丁寧に染め上げられた深い色味は、他の茶色と一線を画し、市場で価値のある染め物として認識されました。京都オパールの百塩茶は、時間をかけて丁寧に育てたオパールを象徴する色味です。
胡粉色とは、ごくわずかだけ黄色がかった白色を指します。鎌倉時代ごろから日本画や人形の塗料などの白色顔料として用いられた「胡粉」が由来しています。色味の調節や絵の下地など幅広く利用されてきました。京都オパールの胡粉色は、日本の伝統的な白色と遊色効果が重なり、何色とも相性の良い朗らかで涼しい色味を表現しています。
唐紅花色とは深紅(しんく)とも呼ばれる鮮やかな濃い紅赤色。平安時代では染料の元となる紅花は大変貴重であり、古くは貴族のみが使用を許された禁色として扱われていました。京都オパールの唐紅花色は、日本人が虜になった高貴で鮮やかな色彩です。
カシオ計算機株式会社 様
G-SHOCK等の時計用装飾に採用
※生産終了品
ヤマハ株式会社 様
フルートなどの楽器用装飾に採用
※数量限定品。現在は取り扱いなし
京都商工会議所 様
京都検定1級合格者バッジに採用
株式会社めのや 様
出雲型勾玉の素材として採用
歴史織り成す古都の彩り、
幾千年も受け継がれる希望の輝き ───。