ダイヤモンドリングの様々な種類について

女性の永遠の憧れであるダイヤモンドリング。婚約や結婚といった節目のアニバーサリーはもちろん、誕生日や結婚記念日といったお祝いの時にプレゼントされたり、自分への記念に購入したりすることは、とても思い出に残るものです。

「ダイヤモンドリングが欲しいけれど、種類が色々あってよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。今回はダイヤモンドリングの種類やセッティング(留め方)をまとめてみました。ダイヤモンドリング選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

ダイヤモンドリングの種類

ダイヤモンドリングの種類やセッティング方法により、合うデザインを選びやすくなります。

ソリティア(立て爪、ひとつ石)

立て爪のダイヤモンドリング

存在感のあるダイヤモンドを一粒あしらった、婚約指輪としては最も定番で代表的なタイプの指輪。クラシカルで王道、飽きが来ないという理由からどのような年代の方からも支持されているデザインです。

4本または6本の爪で一粒のダイヤモンドを支え、その側面から光を取り入れることにより、ダイヤモンドが輝きを放つようにセッティングされています。

厚みのあるデザインのものは引っ掛けてしまう心配があるため、特別なイベントやパーティーの時に身に付けましょう。普段使いをするなら、低めセッティングになっているデザインのダイヤモンドリングがオススメです。

ベゼルセッティング

立て爪の代わりに、金属の台でダイヤモンドの周囲を囲うようにして留めるセッティング方法です。爪で留めるのではないので、引っ掛けてしまうという心配がなく、それでいて立体感のあるデザインを楽しむことができます。シンプルでクラシカルな印象を与えます。

メレ付き(メレ)のリング

メレ付きのダイヤモンドリング

「メレ」とは「0.2カラット以下の小粒のダイヤモンド」を指し、「メレダイヤ」とも呼ばれます。メレ付きのダイヤモンドリング、と言った場合には、中央にある石の左右にメレダイヤをあしらったデザインの指輪を指します。

一粒ダイヤの指輪の持つクラシカルさと、華やかさの両方を持つデザインのダイヤモンドリングです。

サイドストーン(トリロジー)

ダイヤモンドを3つ並べたデザインの指輪は「サイドストーン(トリロジー)」と呼ばれます。3つのダイヤモンドが「過去・現在・未来」を象徴しているとも言われ、記念日にはぴったりの指輪とも言えるでしょう。

メレ付きの指輪ほど派手ではなく、クラシカルでシンプルながらも存在感のあるダイヤモンドリングです。

フルエタニティリング

やや小さめのダイヤモンドを一列に並べたデザインのエタニティリング。「永遠」という名前の通り、終わりのない永遠の愛の象徴として、近年の婚約指輪・結婚指輪では大変人気のあるデザインです。

華やかながら他の指輪との重ねづけにも使え、引っ掛かりのないデザインということから多くの人から支持されています。デメリットとしては、ダイヤモンドが一周しているため、サイズ直しがやや困難であるという点でしょう。

ハーフエタニティリング

ダイヤモンドのハーフエタニティリング

フルエタニティリングのデメリットを補ったダイヤモンドリングです。小さなダイヤモンドが一列に指輪を半周しているデザインです。フルエタニティの華やかさを持ちながら、コストを抑え、サイズ直しにも対応できるということから、こちらも大変人気のあるデザインです。

パヴェセッティング

パヴェデザインのダイヤモンドリング

「パヴェ」とは、フランス語で「石畳」を意味する言葉です。まるで石畳のように、指輪の上に隙間なくメレダイヤを埋め込んだデザインとなっています。

エタニティリングとの明確な違いは定義されていませんが、エタニティリングで使用されるダイヤモンドよりも小さく細かいダイヤモンドが使用され、敷き詰められているものが多いです。

そのため、パヴェのリングの方が華やかで輝きが大きいと言えるでしょう。中央にセンターストーンを据え、その周囲を全てパヴェセッティングにした指輪は大変華やかでゴージャスなダイヤモンドリングです。

ダイヤモンドリング
#ダイヤモンド#リングMjc-odolly