【 宝石バイヤー歴55年、木塚勇氏の審美眼にかなった「ブラックオパール」のネックレス 】
2016年秋号カタログから始まったこの木塚勇氏のカラーストーン企画。
木塚氏の勇退に伴い、33回目の今回が最後となりました。
8年もの長い期間、一回も途切れることなく、毎回本当に素晴らしく美しいカラーストーンばかりを紹介していただきました。
ルビーやサファイアではなく、アメシストやガーネットなどの比較的よく見かける宝石も、実はこんなに美しいものがあるんだということを教えてくれた木塚氏には心から感謝申し上げます。
木塚さん、どうもありがとうございました。
最終回に木塚氏が選んだのはオパールです。
数あるカラーストーンの中でも木塚氏の思い入れが特に深かったのがオパールです。今回ご紹介するのは木塚氏が金庫の奥に長い間隠しておいたとっておきのオパールばかりです。
10月の誕生石でもあるオパール。暗い地色に七色の遊色効果が浮かび上がる美しいブラックオパールのネックレスです。
特に日本人に好まれているブラックオパールは、1902年オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のライトニングリッジから発見されました。
オパールの最大の魅力はひとつとして同じものがないところにあります。
角度によって見える遊色効果が変わり次々と新しい表情を見せてくれるブラックオパールは、いつまで見ていても飽きない神秘的な美しさをもった宝石です。
MJC&ODOLLYのために木塚氏が選んだこのブラックオパールは、オパールならではの七色の遊色効果が全体的にハッキリと見られるものです。特に稀少性の高い赤色やオレンジ色の斑もしっかりと現れていて、まさにプレイオブカラー!角度を変えると次々と現れる色鮮やかな斑がとっても華やかで、まるで印象派の絵画のような美しさです。
形の良いペアーシェイプに整えられたブラックオパールは存在感抜群の1.35ct。ブラックオパールのペアーシェイプは意外と珍しいのではないでしょうか。左右対称に整えられた形の良いペアーシェイプです。
このブラックオパールの華やかさを一層際立たせるよう、チェーンを通すバチカン部分にはラウンドカットとマーキースカットのメレダイヤをたっぷりと7石使いました。まるで後光が射しているかのような華やかさです。
限定数1の特別な品です。
一生モノとして、この機会にぜひお求めください。
<木塚 勇氏>
カラーストーンに特化した老舗ジュエリーメーカーで、50年以上に」わたって多種多様な宝石を選別してきたベテラン宝石バイヤー。